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    がん関連疲労

    がん関連疲労とは

    多くのがん患者が感じる疲労感、無力感、衰弱感などを指す言葉で、抗がん治療中によく発生しますが、抗がん治療をしていない方にも発生します。がん性疲労は日常生活に悪影響をおよぼすだけでなく、重度の疲労はがん治療を困難にすることがあるので、適切なケアが必要です。

    がん関連疲労の原因

    がん関連疲労の原因はさまざまです。がん自体の高いエネルギー量の要求よるエネルギーの消耗によって発生することもありますし、がんから分泌されるサイトカインや特定のタンパク質が疲労を引き起こすこともあります。また、抗がん治療や放射線治療など、がんの治療が疲労の原因となることもあります。慢性がん性疼痛、ストレス、睡眠不足、栄養の欠乏などもまたがん関連疲労を悪化させます。ほとんどの場合は一つの原因によるものではなく、いくつかの原因に起因する場合が多く、総合的なケアが必要な場合が多いと言えます。

    がん関連疲労の治療:がん関連疲労免疫注射

    がん関連疲労免疫注射は静脈注射により患者さん個人の状況や必要に合わせて調合された栄養素を投与する方法です。一般の栄養剤はカロリーの補給に重点を置いていますが、そのような栄養成分を私たちの体でエネルギーとして使用するには様々なビタミンやミネラルの助けが必要です。しかし、がんの患者さんはビタミンやミネラルが相対的に不足していて供給されたカロリーを十分に活用できないことも考えられます。コドイル病院では機能医学的な知識をもとに調合されたさまざまな栄養素を静脈注射療法ですばやく供給し、エネルギーをより効果的に生産して正常細胞の機能を回復させ、免疫力を高めてがん関連疲労にうち勝つことができるようにお手伝いします。
    また、これまでの研究で栄養治療ががん関連疲労以外にも、吐き気、嘔吐、不眠、下痢、粘膜損傷などに効果があるという報告があり、全般的なコンディション回復に役立つことも考えられます。

    資料) Intravenous Vitamin C Administration Impromves Quality of Life in Breast Cancer Patients during Chemo/Radiotherapy and After care, In Vivo 25; 983-990 (2011) Vollbracht et al.

    資料) Changes of Terminal Cancer Patients’ Health-related Quality of Life after High Dose Vitamin C Administration, J Korean Med Sci. 2007 Feb;22(1): 7-11

    治療前検査

    がん性疼痛免疫注射は基本的な血液検査と細胞機能を調べる検査の後に行われます。ほとんどの場合は基本的な血液検査を終えてから来られますので、基本的な治療は来院当日に可能ですが、患者さんによりぴったりの効果的な治療のために、医師との面談により追加の検査を行うことになります。さまざまな検査結果を総合して最適な栄養素の調合を決定した上で投与するとより良い効果を期待することができます。

    基本的な血液検査(肝臓、腎臓機能、貧血の有無、甲状腺機能検査、血糖検査)

    細胞機能基本検査
    ホモシステイン検査、貯蔵鉄検査、炎症反応検査、ビタミン検査(B1、C、D)
    細胞機能精密検査
    毛髪ミネラル検査、唾液ホルモン検査、尿中有機酸検査

    このような方にお勧めします

    • 抗がん治療中または抗癌治療後に持続的な疲労感を感じている方
    • 手術後の抗がん治療を前に体力の回復をお望みの方
    • 一般の栄養剤を投与しても持続的に疲れを感じる方
    • 抗がん治療は受けていないがひどく体力が低下している方
    • 抗癌治療や放射線治療後の免疫力および全身状態の低下によって治療が延期になっている方
    • 抗がん治療や放射線治療によって食欲が低下し栄養管理が必要な方
    • 体力向上によってより良い日常生活を送りたいという方

    よくある質問

    Q) 抗がん治療をするのですか?
    一般的な抗がん剤での抗がん治療をするわけではありません。抗がん治療の補助的な役割として、がん治療をする中で患者さんの痛みや疲労を軽減し、患者さんがより良い状態でがん治療を受けることができるようにお手伝いします。
    Q) 栄養剤は効果があるのでしょうか。いつ打ってもあまり変わりがないのですが…
    一般的に用いられる栄養剤は、カロリーの補給に重点が置かれています。当がん性疼痛/疲労クリニックでは、単純なカロリーの補給ではなく、エネルギーの生産がよりうまくなされるような環境を造成する栄養素の調合を投与しています。したがって、これまでの栄養剤には反応がなかったがん関連疲労にさらに効果があるものと考えられます。
    Q) 家にある栄養剤とはどこが異なるのでしょうか。
    専門医との相談の後に機能医学的知識を基に、患者さんの状態に応じて栄養の調節/調剤がなされた注射なので、より効果的です。また、経口薬剤の場合、固形化するための添加物も同時に摂取することになるので、高用量の投与には適しておらず、手術を受けた患者さんの場合、薬の吸収力が低下することもあるので、経口よりは注射剤で投与するほうが効果が期待できます。
    Q) 高用量は過量にはならないでしょうか。危険ではありませんか。
    あくまでも正常に体内にある栄養素なので、ほとんどは高用量であっても正常な腎臓および肝機能があれば排出には問題がなく、むしろ高用量なのでより効果的である場合が多くあります。微量の元素が高用量において副作用を起こすことも時にはありますが、当院では微量元素を高用量で使用することはありませんので安全です。